目抜き通りを歩きたい。

映像を作る大学生の雑記。 映画のこととか、映像のこととか、どうでもいいこととか。

相棒17 4話「バクハン」

さて、相棒17「バクハン」の感想です。

次回予告の段階では、「角田課長と決裂」とか、真野脚本だったりとか、正直「陣川という名の犬」が前科として存在している以上怖かったのですが、いざ見てみると冠城相棒となってからのベスト3にはいるであろう神回でしたね。

 

相棒の中でも良回となりやすい暴走する右京とそれに対する相棒の葛藤、というのが大筋ではありますが、今までの相棒の中でも冠城君は一番大人な立ち回りをしたな、と思いました。

右京さんを信じ、暴走したとしてもついていった亀山君、

暴走する右京さんを全力で止めようとした神戸君、

右京さんについていこうとして道を誤ったカイト、

そして暴走する右京さんを冷静に分析し、うまいこと立ちまわってサポートした冠城。

 

ま、冠城君のことですから「僕は残ります」といったあたりから「特命係劇場」が始まっているのかな~とは疑っていましたが、予想以上の裏で活躍レベルでした。

「自分の意志で踊る」冠城くん、なかなか恐ろしい男です。

ここまで右京さんと対等にやり合える人はいなんじゃないでしょうか。

彼と右京さんが本気で対峙すると…と思うと恐ろしくて夜も眠れない。

 

また、真野脚本らしく「滑川」さん、「今夜のキングは俺様だ」とかサイドキャラの活躍とか、大河内さんもちゃんと仕事してたし、最後にすべてをかっさらっていったシャブ山シャブ子17歳とか、とにかく密度も濃かった。満足です。