「ジョン・ウィック」
今までアクションはあまり観てこなかったのですが、大学で映研に入り、ミッション:インポッシブルやらトランスポーターやら香港国際警察やら、諸々も観たわけで、少しずつですがアクション沼に片足を突っ込んでいるところでこれです。ジョン・ウィックです。
キアヌ・リーブスーーーーーーー!!!
もうね、キアヌが無茶苦茶に格好良い。
ジョン・ウィック、最強の「ガンフー」使いで、爽快にバッタバッタと敵をなぎ倒していきます。
銃を乱射する訳ではなく、華麗な動きで一発一発を確実に撃ち込んでいくのは圧巻の一言…。
最強の「殺し屋の殺し屋」、ジョン・ウィックは、愛する妻と穏やかに暮らすために闇社会から足を洗います。
が、妻を病気で失い絶望の淵へ。
その後届いた妻の遺した愛犬と、かすかな希望を胸に新しい生活を始めます。
はい、まずここまででも最高。
犬と始めて会ったときのキアヌの眼がたまらないし、わんこも愛くるしすぎる。
正直ここまでで2時間の映画出来るんじゃないか、っていうくらいの密度だし大好きです。
で、そんな穏やかな生活も束の間、ロシアンマフィアノボンクラ息子が、
「あの車欲しい~」とジョン宅を襲い、愛犬まで襲っちゃったもんだからさあ大変。
ジョン・ウィック激オコです。
マフィアのお父さんも息子の行いを知ってびっくり&激怒。
ジョンの復讐に全面抗争を覚悟します。
ここでジョン・ウィックが殴り込みのために封印(コンクリートで)していた仕事道具を掘り出し、身支度をするのですが、その一連の流れがまた堪らない。
プロフェッショナル(殺し屋)の仕事(殺し)の準備ってすごく格好いいですよね…‥。
ウィレム・デフォー演じるマーカスが銃を取り出して身支度するシーンもあるのですが、私的にはここだけでもジョン・ウィック見て良かった…‥って思いました。
年季の入った「仕事人」の手、丁寧に扱われてきたであろう仕事道具たち、これから行う仕事を感じさせない穏やかな表情…ウィレム・デフォーやっぱ好きです…‥。
この後はまぁネタバレを防ぐためにジョン・ウィック無双、とだけにしておきますが、ジョン・ウィックも超人ではなく、ちゃんと殴られたら痛いし生傷は絶えないけども、そんな中でもちゃんとスタイリッシュに戦い続ける、もう最高ですわ…。
劇中、裏社会のコミュニティーが表情豊かに描かれます。
殺し屋御用達のホテルがあったり、そのなかで「仕事」をするのは掟に反していたり、そしてジョン・ウィックがとにかく顔が広い。
そしてみんなジョン・ウィックに優しい。
まあそれも彼の圧倒的な強さを知っての事なんでしょうが。彼もキアヌしかり、「良い人」オーラありますし。
なんだか今回は語彙力不足を露呈してしまった気がします。それ程大興奮でした。
とりあえず、早めにチャプター2を観て、3に備えたいです。
で、アクションももっと観よう、と。
お勧めのアクション映画あったら教えていただけると喜びます。