目抜き通りを歩きたい。

映像を作る大学生の雑記。 映画のこととか、映像のこととか、どうでもいいこととか。

「複製された男」

「複製された男」、DVDを借りて観ました。

 

主演、ジェイク・ギレンホール、監督、ドゥニ・ビルヌーブ

 


『複製された男』映画オリジナル予告編

 

主人公の冴えない歴史教師アダムが、たまたま見た映画に自分とそっくりの俳優が出演しているのを発見。瓜二つの俳優、アンソニー(ジェイク・ギレンホール2役)と出会うことで、アイデンティティーを失っていく二人。やがて事態はそれぞれの恋人、婚約者をも巻き込み大きく動き出し…といったミステリー。

 

まず率直に観終わった第一声が

 

「 わ か ら ん ! ! !」

 

いやほんとに。初見では全然わからなかった。

なんか「脳力が試される」という謳い文句だったけど、私の脳力では及びませんでした。

ひっかかるポイント、カギとなるポイントはつかめたのですが、それをうまいこと整合性が取れるように繋げられず。結局なんだったんだ…といった印象でした。

 

で、ネタバレ付きの解説等読みまして。(ここではネタバレしません、ご安心を)

「あーーそういうこと!!」とすっきりハマっていき、

「はぁ~うまいなぁ~あ~そこがそうつながんのか~」と感心しきりでした。

惨敗です。ここで詳しく言えないのが辛い。

 

そうなると、もう一度見直して一つ一つ確認したくなるのが人の性。

私だってそうしたいです。あのシーンとか見直して確認して腑に落ちたい。

ジェイク・ギレンホールの2人の演じ分けをもう一度見たい。

でも、私の前には滅茶苦茶大きい壁が立ちはだかっているのです。

 

そうです、おぞましき蜘蛛です。

 

この作品、パッケージにも表示されていたり(冒頭から登場するしこれはネタバレじゃないよね)、蜘蛛がキーポイントとして登場するのです。

まぁ、蜘蛛、ものすごく苦手なわけで。

毛の生えた足がちゃんと映るし、初っ端から何度か再生を止めてリタイアを考えたくらいでした。蜘蛛が映るシーンは拷問かと思った。

解説とか見ると蜘蛛もすべて納得できるのですが、もう一度あの拷問に耐えられるかと言われたら、自ら進んで受ける気はしない…。となってしまうのです。

 

と、いうわけで結論。

よく見て、考える楽しみのあるミステリー。

分からなくても解説等で納得できたときのスッキリ感は最高。

だが、

蜘蛛苦手な人はお勧めしません!!

 

以上。