目抜き通りを歩きたい。

映像を作る大学生の雑記。 映画のこととか、映像のこととか、どうでもいいこととか。

相棒のはなし。

相棒新シリーズ放送まであと2週間となりました。

すでに水曜日は早く帰りたい気分のおおさわです。

 

相棒、中1からかれこれ6年、リアルタイム視聴を続けてきました。

受験期だろうと水曜夜9時からの1時間だけは譲れませんでした。

と、同時に暇だった中学生の放課後、帰宅してからその日の昼間の再放送を見るのを日課にしていました。当時の手帳には再放送の予定がびっしり書いてあります。おかしい。

 

今年でシーズン17を迎える長寿ドラマ相棒ですが、ここまで長いと(というか5,6年目くらいから)完全に相棒ワールドというある種の世界ができている気がします。

長期的に見ていると「相棒」の成長であったり、右京さんが柔軟になっていたり、中園参事官の毛が少なくなっていたり…と、移り変わりも楽しみだったり。

 

過去ゲストやレギュラーの再登場、以前の事件を踏まえた展開、全然回収されないで張りっぱなしの伏線(今めちゃくちゃあります。17での回収を期待。)等々魅力は絶えないのですが、何よりの魅力は1話完結型の刑事ドラマとしてのクオリティの高さです。

 

基本的に1話1時間、さまざまな脚本家が交代で脚本を書きます。ゲスト脚本家的なこともあったり、とにかく多くの人が脚本を書いているので、ストーリーに幅があるのです。

重厚な本格刑事ドラマから、愛憎もつれる修羅場の物語、胸が苦しくなる切なすぎる犯罪、軽いテンポの会話劇がメインだったり、社会問題に鋭く切り込んだ問題作まで、とにかく幅が広い。で、どういうタイプのストーリをやっても一定のクオリティが保証されている、という安心感もあります。

 

と、いうわけで、あと2週間で放送開始の相棒シーズン17、是非。

たぶん水曜日の夜はその日の相棒の感想になります、このブログ。